おばけのバーバパパ
|
アネット・チゾン、タラス・テイラー/作 やましたはるお/訳 | 講談社
愛すべきキャラクターとして日本でも大人気の
バーバパパの始まりは1970年にフランスで書かれたこの1冊でした。
シリーズ1冊目の「おばけのバーバパパ」を読むと
その誕生の秘密がわかります。
(バーバパパが庭から産まれたり、最初はいじめられてたり、びっくりすることばかりです。)
自在に形を変えられ、優しく勇気のあるバーバパパ。
そんなバーバパパを知れば知るほど
きっと今までの何倍も好きになってしまうはずです。
バーバママを探して宇宙にまで行ってしまう
シリーズ2作目「バーバパパたびにでる」では
バーバファミリーが勢揃いし、その世界がぐんと広がります。
その後のシリーズでは、ストーリーの中に
様々な社会問題をしのばせつつも
そのキャラクターの力で軽やかにメッセージを発信します。
フランスの華やかな色合いの絵も軽やかに
デザイン的にも楽しめるシリーズです。
キャラクターやテレビジョンの印象ががらりと変わる
絵本のバーバパパをぜひお楽しみください。