8月のおたより

暑い、暑いと唸っていたら

朝晩はもう秋の風が吹きはじめている9月の始まりです。

明けない夜はなく

終わらない夏はない。

でもどうにもこうにも暑かった夏でしたね。

 

暑かった中にも、プールを出して子どもたちを遊ばせたり

手持ち花火を持てるようになった上の子と

怖いもの知らずの下の子にせがまれて

連日連夜花火をしたり

毎日のようにアイスを食べたり

海の花火大会を見に行ったり

やっと涼しくなった夕方に散歩をしたりと

夏らしいことしたね!といった夏でした。

喉元を過ぎれば、みんな良い思い出になりますね。

 

個人的な良かったものと言えば

世間の夏休みが終わった頃

ひっそりと一人で

秋田県立博物館で開催されている

「ヨシタケシンスケ展」を見に行きました。

子どものみならず、大人にもファンが多い

ヨシタケシンスケさん。

 

今回の展示ではまず膨大な手書きのメモが圧巻で

一枚、一枚ながめては

くすっとしたり、感じ入ったり。

日々の忘れてしまう些末なこと

そして心の機微に敏感でありたいな、と思いました。

「あんなに あんなに」の後書きのメモにあった

 

【そのそも、子育てにかぎらず

人生とは「変化にとまどい続けること」

でしかないのかもしれません。

そして、一生その変化になれることも

あきることもないのだろうな】

 

と言う言葉が心に残りました。

 

人生とは変化にとまどい続けること。

そしてそれに慣れることも

あきることもない。

 

思えば人生のステージ、ステージで

変化は終わることはないし

これからも慣れず、戸惑い続けながら

誰もが年を取っていくのだろうな、と思うと

すこしほっとしました。

 

あと、人生の目標に

「おこられないこと」とあって

わかる~と思った次第です。

 

上の子が8月の終わりに6歳になりました。

私もおかあちゃん6年生。

小学校でいうと卒業だけれども

まだまだ修行まっただ中です。

 

この先も終わることのない

あらゆる変化におろおろしながら

迷ったり嫌になったり

前を向いたり後ろを向いたり

人生を進んで行きたいと思います。